感謝の言葉
シュリー・マハーヨーギーの2019年夏のご訪問

サンプルページ:MYM活動
*師はニューヨーク、台湾、日本各地でサットサンガを行なわれています。この記事では2019年に師が渡米された折の様子、弟子たちの感謝の思いを掲載しています。

ニューヨークMYM

私たちの最愛なる師へ、
ニューヨークへこうしてまたお越しくださり、
貴方の教えと指導を待ち望む者たちを
ほかでもない無比無類の愛をもって
たゆみなくお導きくださっていることへの
最も深い感謝の意を表したいと思います。

ヨーギー 2019ニューヨークこの夏のヨギさんのニューヨークでのご布教は、2カ月とはいえ、ニューヨークの皆にとっては(2019年)7月14日から9月1日までという実質1カ月半。時間はあっという間に過ぎていきましたが、私たち皆にとってかけがえのない時でした。ヨギさんはその間、沈黙を通して、また私たちの心に生じる無知的な観念や間違った解釈を一掃するような鋭い的確なお言葉を通して、驚異的に力強く、それはそれは素晴らしく見事に私たちをお導きくださいました。ヨギさんの不動の存在が近くにあることにより、ヨギさんに出会った多くの人たちの人生に強烈さ(情熱)がもたらされ、そしてヨギさんの恩寵によって、私たちの日常生活における努力の中で教えの意味が明らかになり始めたことは確かです。9月1日、この夏のご滞在最後のクラスの中で、ニューヨークの弟子たちによって自然と語られた言葉は、まさにそれが反映されたものでした。
その中でも特に嬉しかったのは、新しい参加者たちから寄せられた言葉です。

「シュリー・マハーヨーギーがどれだけ一人一人の生徒たちのことを思われているのかが伝わります。彼から静寂と澄み渡った清らかさを感じます」

「なんと美しいクラスだったことか! この夏のすべてのクラスは素晴らしいものでしたが、彼の生徒たちが心の内を話すのを聞けたことは特に意味がありました。シュリー・マハーヨーギーの生徒たちは彼のことを愛している―本当にそうなのです、間違いありません。彼の存在と同じ空間でヨーガを修行できることは喜びです。クラスは効率よく、非常に精錬されて行なわれています。彼の生徒たち全員と一緒に、私もシュリー・マハーヨーギーがニューヨークにお戻りになることを楽しみにしております」

こういった感想を聞いて、何がそんなに素晴らしく感じるのかというと、これらの言葉は新しい参加者たち自身が目の前で目撃した証言―グルと彼の弟子たちの美しい甘美な愛の物語―であり、それがおとぎ話ではなくて本当に可能なのだということ、ここに、この現代にあるのだという証言であること!!!  そしてこれらの証言が暗示するものには、私たちが今この瞬間に理解し、感じたり想像したりできることを超えた、もっともっと大きな意味が含まれているからです。

ヨギさんはいつも同じです。しかし今回、ニューヨークのサンガ(弟子たち)は何かが確実に違っていました。

昨年の夏、ヨギさんは日本にお戻りになる前、それ以降私たちが自分に向き合い続けることになる課題を提示されました。ニューヨークのサンガの状態を、悟りという対岸に向けて船を懸命に漕ぎ出していると思って修行をしていても、実際にはロープが世間という岸につながったままではどれだけ船を漕ごうともいっこうに先に進まない、と例えられたのです。まずはそのロープが何であるのかを明確にするようにということでした。

その課題をいただく前の段階では、私たちはヨギさんのご訪問の直後から、共に教えを具体的かつ実質的に学ぶための会を始める予定でいましたが、ヨギさんからこのメッセージをいただいたことにより、会の命題が明瞭となりました、まるでグループに魂が吹き込まれたかのように。まずは皆が参加しやすいように3カ月と限定して、自分自身の心について取り組むこの期間を全うする意志のある希望者をサンガの中から募り、2週間に一度、心について具体的に一緒に学び始めました。1学期目が終わると、参加者たちは継続を希望し、2学期目を迎えました。そこで名称を “Study Group”(勉強会)ではなく、“Study in Practice group”(実践を通して学ぶ会)と改めました。ヨギさんの冬のご滞在の時とは違い、この夏はヨギさんのご滞在中もこのプログラムを続けました。そしてこのサンガを成長させようという努力が、会に参加するグルバイたちの自分自身と直面し続ける取り組みと一緒になって、サットサンガの中でのより積極的な態度とより具体的な質問となって現れていったと思います。より良い、より力強い何かに火が付き、動き始めました、皆が足並みを揃えているわけではありませんが。すべての参加者からのより具体的な結果を目にするには、もっと時間が必要かもしれませんが、それでも私たちの変化が変化をもたらしていくと信じます。

けれども、それは私たちによってなされているのでしょうか。
確実に違います。すべては、すべてはヨギさんによってなされているのです。ヨギさんによって初めて活動を可能とし、ヨギさんによってすべてが維持されているのです。
『バガヴァッド・ギーター』のかのクリシュナがアルジュナに説かれたように。

すべては原初のグルの恩寵によるものです。私たちがサナータナ・ダルマ(永遠の真理)へと歩み続けていくことを誓い、そして師の道具として一人一人がもっともっとこの恩寵を現していきますように。

以下はヨギさんが日本にお戻りになる直前、9月1日のクラスの終わりに、弟子たちがヨギさんにお伝えしたスピーチです。

ニューヨークのサンガを代表してシュリー・マハーヨーギーに花束を捧げたエレナが最初に感謝の言葉を述べる。

「シュリー・マハーヨーギー、貴方に初めてお会いした時のことをとても鮮明に覚えています、新しく驚くような愛を感じ、私のハートには収まり切らないくらいだったことを。貴方は私を永遠に変えておしまいになりました。私にお与えくださった祝福、そして終わりのない愛、優しさ、忍耐にとても感謝しています。こうして貴方の存在と共にいると、貴方と過ごせる機会を逃すことなど想像すらできません。貴方の教えを聞き、貴方の笑顔を見て、貴方の私たちへの愛を感じると、悩み事も障害もすべてが消え失せ、永遠に貴方とこうしていたい。私はいつも私の日常の中に貴方をお連れし、時々大変な状況に直面すると自分に問いかけます、『シュリー・マハーヨーギーだったら何と言われるかしら、どう行動されるかしら』と。おかしいかもしれませんが、時々私は、私がかかわる人々に貴方のお顔を重ね合わせています。修行を深め続けることを決意しています。教えに従うできるだけの努力をします。でも、貴方の恩寵がなければ何もできないことを知っています。貴方への愛で私のハートは溢れています。そして貴方の愛に対して、教えに対して、私たち皆を教えるためにこれからも引き続きニューヨークにお越しくださり、根気よく私たちの質問に答えてくださることに対して、私の永遠の感謝の気持ちを表したいと思います。そしてまた、慎ましくお願い申し上げます、どうかニューヨークにできるだけ早くお戻りください、この冬に、どうかお願いいたします。ありがとうございます」エレナ

サンガを代表してカルナーが話す。

「親愛なるシュリー・マハーヨーギー、サンガと、それから今回のニューヨークご訪問の中で貴方から教えを授かったすべての者を代表して話します。私たちは深い感謝の意を表したいと思います。私たちは皆、貴方とのすべての機会を大切に思っています。貴方から教えを授かり、それを心に留めた者たちが新しい幸せを体験し見つけたのを目撃することができ、幸運に思っています。貴方は私たち弟子に、生きる目的、どう生きたいのか、何のために生きるのかをもっと真剣に自分に問い、考えるようにと鼓舞されます。少しずつ進むたびに、信仰が深まっていくのを感じます。一つ一つの小さいステップを進むごとに、貴方は私たちに歓びと、さらなる少しの信仰心を与え、励ましてくださいます。そしてそれは私たちの修行の歩みに大きな違いを生みます。それに対し、永遠に感謝します。

個人的には、貴方に大きな借りがあります、なぜなら、貴方のヨーガ以外、他には、私のハートの真の熱望を満たすものはこの世には何もないということを、私はやっと受け入れたからです。単純にお礼を申し上げることだけでは足りません。私のハートは、貴方だからこそ歓んで、叫びたいのです、『シュリー・マハーヨーギーがここにおられる!!! ジャイ ジャイ ジャイ』、みんなにそれを聞いてもらいたい。そして貴方を体験しにきてほしい。なぜなら多くの人たちが真理を熱望しているからです。ここにいる皆さんに、シュリー・マハーヨーギーに敬意を払い、宣誓に加わっていただきたいです。私たちはヨーガのやり方で、そして貴方がもたらしてくださる真の愛で互いを助長し、高めます。貴方がどうかこの十二月に、できるだけ早くお戻りくださり、私たちが歓び溢れることを願い、貴方の御足に頭を垂れます。そして言います、『ジャイ! サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!』」カルナー

「シュリー・マハーヨーギー、この夏に私たちと過ごしてくださったことに対して、ありがたく、感謝を表したいと思います。十年前に貴方に出会って以来、どれだけ自分が変わったのか。一年前のことを考えると、今の私の心とは異なっています。『実践を通して学ぶ会』を通して、大きな変化が起きていることが分かります、それは私自身だけではなく、参加している皆に言えることです。私たちは、それを通して教えてくださっているのは貴方であることを知っています。私は、心がずっとはまってしまっているこの束縛を終わりにしたいと思っています。取り組みを深め続け、この束縛を取り除いていこうと思います。なぜなら、この会が始まってから、以前よりも多くの信仰や希望が与えられ、変化が可能であることを、悟りが可能であることを知ったのです。12月にお戻りくださることを心から願っています。どうかお願いします」アニルッダ

「シュリー・マハーヨーギー、僕は言葉を使うのが苦手なので、僕の気持ちを表現するのに、歌いたいと思います。(ヨギさんのストートラムを歌い始め、皆も自然と加わり、大合唱になる)
(泣きながら言葉を詰まらせ)戻ってきてください! 12月に!」ナンディーシュワラ

「シュリー・マハーヨーギー、この夏またニューヨークに来てくださり、ありがとうございます。この数カ月、とても困難な状況に陥り、というかむしろ自分で自分を陥らせたのですが、カルマの道とヨーガの道の間でどちらかを選択することに直面しました。でも貴方の祝福、貴方がこの夏ニューヨークにいてくださったこと、サンガ、そして貴方の教えによって、カルマの道の選択を回避することができました。シュリー・マハーヨーギーとサンガが一緒に僕を引っ張り上げて、ヨーガの道に留まるようにしてくださったのです。本当にありがとうございました。この数カ月の体験は、いかにカルマの力が強いのか、いとも簡単に世界は心をカルマの方に引っ張っていってしまうほど強力なのだということを僕に知らしめました。ちょっと恐ろしいです。来年の夏までもつかどうか分かりません(皆笑)。ニューヨークの冬は寒いですが、それでも特に貴方の存在で美しくもなります。どうか夏よりも前にお戻りください。本当にどうもありがとうございます」エーカーンタ

「シュリー・マハーヨーギー、多くの言葉があるわけではないのですが、不肖の弟子として(モークシャが『それは僕の方だと思っていたんだけど!』と言い、会場は笑いの渦)、貴方がこうしてここに私たちと共にいてくださることにとても感謝しています。12月のカレンダーを見てみると、用意万端です。お会いできたら嬉しいです。貴方の存在、私たち皆をお教えくださっていること、ここにこうして私たち皆のためにいてくださっていることに感謝します」ヤジュナー

「よく地雷を踏んでしまいますが……地雷が見え始めたので取り除くことができます。自分を強くして、精進します」ヤショーダー

「シュリー・マハーヨーギー、サンガや貴方に十分にお礼を表してはいませんが、とても深く感謝し、この関係を愛しています。そこには私の新しい本物の家族があるように感じています。そしてやっと識別とカルマ・ヨーガを少し理解し始めています。お互いの成長のために、ただ快適な関係を超えてそれぞれが自分に直面するよう押し合うので、私たちは皆違う心をもっていますし、簡単ではないことも、どうしたら共にやっていけるのか分からない時もあります。でもそんな時は内におられるシュリー・マハーヨーギーを信じると、道があることを感じます。本当に感謝いたします。どうか12月にお戻りください。私のカレンダーも空白です」プラパッティ

「シュリー・マハーヨーギー、貴方に出会った時はとても若かったですが、今の僕はもうそのような若者ではありません。貴方に出会ってから長年の間、ヨーガについて何も知りませんでしたが、それでも貴方が真理を知っておられること、真に悟りに至っておられることを知っていました。それは僕には百パーセント確かなことでした。それでも僕は何度も違う方向に進み、カルマの道を選択してきました。しかし、カルマの道を歩いていても、貴方は常に僕と共におられた、百パーセント毎回。そして僕の心は、僕が何をしていても、いつも貴方にありました。

今僕はヨーガの道に戻り始めています。僕の兄弟弟子たちが成長しているのを見て、取り残されたくありません。昨夜のサットサンガの中で、子の親が真理を学んでいるなら、それはカルマの道ではないと教えてくださいました。娘のプレーマは、アートマンに属していると思っています、僕ではなく。僕は真理を実現しなければならない、真剣に修行をして。そうすれば彼女もまたこの道を歩いていくことができる。すべてに対してお礼を申し上げます、ニューヨークにお戻りになった時には、僕もニューヨークに来ます、取り残されたくない。僕はここで、兄弟弟子たちと一緒にヨーガを正しく学ばなければいけないのです」モークシャ(ベルリン在アメリカ出身の弟子)

「シュリー・マハーヨーギー、貴方の恩寵には際限がありません、貴方は比類なく、毎回来られるたびに私たちに大きな力と大きな祝福をもたらしてくださいます。『実践を通して学ぶ会』を通しての、貴方のサンガとの取り組みの中で、私たちへの貴方のお導き方はとてもユニークです。他にそれができる方はいません、毎回私の心は驚かされます。すべての中に貴方の具体的なお働きを、貴方を感じます――貴方が道をお見せくださっているのです。私たちは決してそれぞれ個々人ではなく、同じ一者なのだということを、私自身の中に、そしてすべてのサンガの中に見せてくださっています。この教えと、そして貴方が継続して私たちをお導きくださっていることにとても感謝をしています。どうかすぐにお戻りください。12月でないのであれば、1月でもいいです。シュリー・マハーヨーギーは、今回の初めのクラスで、真のヨーガをたった一人で再設しようとしておられるというようなことを言われました。貴方からくるものすべてが、とても、とても純粋です。シヴァご自身が私たちを教えてくださっているように感じます。貴方から直接学ぶ機会のあるアーサナクラスを授かるここニューヨークにいる私たちは、とても幸運です。現在他の場所ではその機会がないのです。どうかこれからも私たちを指導し、お導き続けてください。どうもありがとうございます、シュリー・マハーヨーギー」サーディヤー

皆の言葉を受け取られ、少しの沈黙の後、ヨギさんは次のお言葉をお与えくださいました。静かに、そして力強く。

「私はいつもあなたたちと一緒にいます。
やがてあなたは、あなたは私だと思う、実現する。
今日のそれぞれの皆さまの言葉を忘れないで(笑)、今度会う時もっと大きく成長し、
もっともっと一つになっていますように。
あなたはアートマンであり、神であります。それだけです。
この世の煩わしいことは、その時その時片付けて、忘れてしまうべきです。
そして常に神を胸に抱いて。では」

皆はヨギさんのお言葉に耳を澄まし、ヨギさんを一心に見つめ続けました。
この時が永遠に続いてほしい。

そして最後にアーナンダマーリーが彼女の思いを一言にして、
「最も純粋な者の中でも、最も純粋なお方に!!!」。
サーディヤー
「ジャイ! サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ!」
一同
「ジャイ!!!!!」

ニューヨーク サンガ(左から)プラパッティ、モークシャ、サーディヤー、エーカーンタ、アニルッダ、
カマラークシー、 ナンディーシュワラ、カルナー、モノロ(プエルトリコに住むカルナーの従兄弟)